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桜花爛漫 ~The Way I Walk~

静岡の旅行会社「千代田タクシー 観光事業部」小澤卓也のブログです。

桜花爛漫

千代田タクシー観光事業部ブログ

大河ドラマ「女城主 直虎」の舞台「井伊谷(いいのや)」を散策する(龍潭寺~井伊谷宮~渭伊神社)

今年の大河ドラマは静岡が舞台

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今年(2017年)の大河ドラマは「女城主 直虎」ということで、静岡県浜松市が主な舞台になっています。天竜浜名湖鉄道の気賀駅付近に「大河ドラマ館」があって、そちらで大河ドラマの世界観に触れる方もあるかと思いますが、今回は井伊家発祥の地と言われている「井伊谷(いいのや)」をご案内します。

まず、1枚目の写真は井伊共保(いいともやす)出生の井戸です。龍潭寺(りょうたんじ)から歩いて2~3分の田園地帯にあります。写真では出生の井戸まではあぜ道ですが、現在は多くの人が訪れるので、安全な歩道を整備中です。

 

地図で見てもらってもわかる通りで龍潭寺の大駐車場から近くの場所にあるので、出生の井戸はぜひとも立ち寄ってもらいたいスポットです。

この井戸は当初、井伊家の由来となった渭伊神社境内の井戸でした。その後に神社が別の場所に遷座したので、井戸だけが残ったということになります。

約1000年前に井伊家の始祖である共保がこの井戸の傍らに置かれていたのを、渭伊神社の神主が拾い上げてたところから井伊家の歴史は始まるのです。そこから井伊家の旗印は井戸をイメージした「井桁」、家紋は井戸の脇にある「橘」ということなんです。

龍潭寺

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駐車場に戻ったら売店脇の通路から龍潭寺へと進みます。通路を進むと写真の山門が見えてきます。龍潭寺は今回の「女城主 直虎」で脚光を浴びた感じですが、以前から小堀遠州が作庭したお庭が人気のお寺です。下の写真は本堂の写真ですが、小堀遠州作庭の庭は本堂の背後にあります。

歴史では、許嫁の直親が消息不明になって、失意の直虎は出家することを決意して、大叔父でもある龍潭寺の南渓住職を訪ねることとなります。

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南渓住職は井伊家跡継ぎの証である「次郎」という俗名と、直虎の意を汲んだ「法師」という僧名を合わせて「次郎法師」の名前を与えます。

弘治元年元年(1555年)に次郎法師と直親(亀之丞)は再開を喜びますが、次郎法師は出家してしまっていたので、直親と結ばれることはありませんでした。

「女城主 井伊直虎」の誕生

桶狭間の戦いで父の直盛が討死にします。翌年に直親に虎松(後の井伊直政)が誕生しますが、その直後に直親は嫌疑を掛けられて掛川城下で謀殺。さらにこの後も不幸が続き井伊氏を継ぐ男子は幼い虎松のみとなってしまいます。

そこで次郎法師は井伊の名を守るために三渓住職と相談の上「井伊直虎」を名乗り、領主となる決意をするのです。

井伊谷宮

龍潭寺拝観後は隣接している井伊谷宮(いいのやぐう)もあわせて拝観しましょう

 

 

龍潭寺の出口を出たら右手方向に。仁王門からは出ないで細い道を入ると、井伊谷宮に行くことができます。地図でいう「御霊屋」のあたりまで行くと下の写真のような場所があります。

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こちらが井伊家のお墓です。このお墓のうち左側の奥から2番目が「直虎」のお墓。奥から3番目が直親のお墓なんです。

現世では結ばれることのなかった2人ですが、お墓は隣同士になっているんですね。

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井伊谷宮は直接直虎とは関係ありませんが、井伊家の初期にはこちらに宗良親王(むねよししんのう むねながしんのう※諸説あり)はこの地を拠点に南北朝時代に東国各地を転戦したと言われています。

明治5年(1873)に旧彦根藩井伊直憲によって宗良親王を祀る井伊谷宮が創建されました。

渭伊神社(いいじんじゃ)

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井伊家の名前の由来とも言われる「渭伊神社」です。元々は共保出生の井戸の場所にありましたが、今はこちらに遷座しています。この裏には「天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)」があって、大河ドラマ1話で「竜宮小僧」と子供たちが遊びまわっていたのは、この遺跡の巨石付近です。

自耕庵(妙雲寺)

この渭伊神社からすぐの場所に妙雲寺があります。

 

渭伊神社から歩いて2~3分。井伊谷宮からでも10分弱で妙雲寺へと行くことができます。こちらは直虎が死後にこちらの自耕庵に葬られたと言われています。その自耕庵は直虎の院号「妙雲院殿月泉祐圓禅定尼」にちなんで後に「妙雲院」となりました。

三渓住職と直虎の位牌はこちらで見ることができます。

但し拝観は週末土曜・日曜のみで平日は拝観不可なので注意してください。

 

龍潭寺

〒431-2212 静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989

☎053-542-0480

9:00~16:30

大人500円 小中学生200円

 

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