SHIINBLOG

旅ログ       グルメ おでかけ情報

あちこちを旅をして そんな旅の様子を綴っています

由比の井筒屋でランチに桜えびのかき揚げを!

由比と言えば桜えび!

東海道の宿場町「由比」でランチと言えば「桜えびのかき揚げ」は名物です。

f:id:apocket:20170330180847j:plain

そこで由比の老舗井筒屋さんをご紹介します。桜えびについては記事の後半でご紹介します。由比宿の中心部「由比本陣公園」から歩いて2~3分の場所にあるのが井筒屋さんです。

f:id:apocket:20170416181136j:plain

お店は通常11時30分オープンですが 混雑が予想される場合は早めに開店することもあるそうです。2階等のお座敷や個室を利用する場合は予約可能ですが 基本的には予約は不可です。当日の10時過ぎくらいに店頭に名前を書く紙が置かれます。そこに名前と人数を記入して 番号札を受け取り開店を待ちます。

ベストは最初に名前を書いてから 付近(東海道広重美術館等)の散策をすると およそ開店時間になりますので 時間に間に合うようにお店に戻って開店を待つといいでしょう。

店内は4人掛けのテーブルが2つ。4人掛けのお座敷が3つ。あとはカウンター席が数席なので10組前後20名くらいで満席になります。

このお店のおすすめメニューは駿河定食2,200円です。

f:id:apocket:20170330180518j:plain

これは桜えびづくしのメニューで内容は

桜えびのかき揚げ、桜えびの炊き込みご飯、桜えびの佃煮、地魚2点のお刺身、季節の果物、お吸い物、おしんこです。

お吸い物と言っても…

f:id:apocket:20170416183607j:plain

わかりますか?お吸い物の中にも桜えびが入っていますので まさに桜えびづくしの料理なんです。

一番人気のメニューは由比定食1,550円で駿河定食から地魚2点のお刺身が無くなりますが かき揚げのボリュームがあるので 男性でも十分に満足できるでしょう。

桜えびのかき揚げは お膳に乗っている天つゆにつけて食べるのも悪くないんですが 各テーブルに置いてある「えび塩」を振って食べていただくのが超おすすめです。

お行儀は悪いんですが…。

かき揚げを食べていると どうしても小さなカスのようなものが残っちゃうんです。それをそのまま残して帰るんじゃもったいない!ということで 食事の際にはかき揚げ食べ終わり時点で炊き込みご飯を2口分くらい残しておくんです。そこに かき揚げの残骸(この言い方が正しいかわかりませんが…)をザーっとご飯の上に掛けて えび塩を振って食べる。これが美味いんです。

お店の情報です。

井筒屋

〒421-3103 静岡県静岡市清水区由比314 MAP

☎054-375-2039

11時30分~14時00分 17時00分~19時00分

【定休】月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)

桜えびとは

日本でただ一ヶ所 駿河湾でしか獲れません。

春(3月下旬~6月上旬)と秋(10月下旬~12月下旬)の出漁期間で、体長は4~5cm 寿命は1年余りと言われる小型のえびです。

名前の由来は 透明に近い甲殻の中にある赤い色素によって桜色に見えることから名づけられたと言われています。深海に生息する生物で 昼間は200m~350mの海中におり 日没前から20m~69mまで群れを増しながら上昇して 明け方に下降します(この習性を利用して夜に漁を行います)。産卵時期は海水の温度が高くなる6月~10月頃(産卵時期のときは禁漁期間)。

◎桜えびの天日干しを見るには…

f:id:apocket:20180212232322j:plain

前日に桜えびの出漁があったこと 干す当日が晴天であること。

上記の2点が揃った日の午前7時頃から午前9時頃にかけて 桜えびを富士川河川敷内のエビ干し場で撒く作業を行います。およそ午後2時頃に干し終わり 撒かれた桜えびを回収します。

 干している場所は下のマップを参考にしてください。車の場合は国道1号バイパスで蒲原東ICから富士川沿いに南下して約5分ほどです。

取材等の問い合わせは…

蒲原商工会 ☎054-385-3185

グルメ情報はこちら

おでかけ情報はこちら